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Description
80.生成り、さいしこみ100ml401JFCS25 40 20111220132 3: 1
生成り、という醤油
昭和40年代から止まっていた自社醸造を復活させたミツル醤油の城慶典さん。高校生の時から自社醸造の夢を胸に秘めていた城さんは、東京農業大学在学中、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れていただき、卒業後は広島県の岡本醤油醸造場で1年間の研修、その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び25歳で戻ってきました。 何もなかった状況から、仕込みの作業をする場所、麹をつくる麹室、発酵熟成のために木桶を並べる場所などの確保から、使われていなかった木桶の修繕、仕込みに使う全ての道具を揃え、理想の材料と共に約40年ぶりに見事に醸造を復活させました。
そして、2011年1月に初めて仕込んだ醤油は2年の熟成を経て、2013年2月に自社醸造の初搾りが行われました。「生成り、」の誕生です。
進化し続ける醤油
醤油のつくり方の基本的なところはどの蔵も同じです。ただ、細かい部分は違います。麹づくりの温度管理や時間、使用する道具、諸味を撹拌する頻度や桶の管理の仕方など・・・。
一般的に醤油づくりは家業として続いていることが多く、多くの蔵元は、代々受け継がれる醤油の味を守りながら少しずつ改良を加えていくことが多いのですが、城さんがつくる「生成り、」は歴史がないことを活かし、種麹の種類や材料を変えたり、仕込みの比率や攪拌の仕方も次々に変え「おいしい醤油」を積極的に探求しています。
例えば、「麹づくり」は醤油づくりにおいて、最も重要ともいえる工程です。ここで使われる伝統的な「麹蓋」という道具。一般的なものは片手で持てるほどですが、城さんは抱えないと持てないくらい大胆に大型化し底板部分をメッシュ素材にしました。
「均一に温度管理するにはこの形が良いと思いました。元々はある醤油屋さんで見せていただいたものです。昔はメッシュ素材がなかったので使えなかったかもしれませんが、過剰な発熱をコントロールするには理にかなっていると感じました。自分がするならぜひこの方式にしたかったのです。」 そんな城さんの醤油はきっと、来年は今年より、もっと美味い。進化し続ける醤油といえるかもしれません。
豚肉料理には再仕込醤油を
肉と相性のよい再仕込醤油ですが、特に豚肉がおすすめです。生成り、さいしこみの力強い大豆のうま味と甘みは、肉のうま味を邪魔せずにコクとうま味をプラスしてくれます。加熱した時の香りも◎。ぜひ醤油だけのシンプルな味付けで一度味わってみてください。
濃口醤油と再仕込醤油のダブル使い
濃口醤油だけだとどこか物足りなさを感じる…という時には、濃口醤油と再仕込醤油のダブル使いがおすすめ。私は同じ蔵の生成りシリーズで使うことが多いです。3:1ぐらいの割合で少し再仕込醤油をプラスして。見た目には醤油の色がしっかりとつきますが、コクと深みが生まれます。自分好みの割合を考えていくのも面白いですよ。
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